教育投資はスポーツがオススメ?その2
では具体的に、どの様な幼児教育を実践すれば良いのでしょうか?
実は特別なことは何も無く、友達と外で遊ぶことが神経系の発育に最も効果的だと考えられています。もう少し丁寧に説明すると、脳の発育には、全身運動が効果的です。屋外特に自然の中での集団行動という複雑系の環境下で運動することにより、社会性や創造性が育まれるという訳です。スーパー幼稚園児に見られる読み書きや計算等は素晴らしい光景ですが、認知能力の向上よりも、屋外での友達との遊びによる非認知能力の向上が脳のポテンシャルを高め、人格形成を含めその後の人生に大きな可能性を作ると考えられています。
外でお友達と遊ぶ光景は、日本では普通に見られた光景ですが、近年、都市部の集合住宅居住者には公園の少なさもあり、難しくなりました。仕事の関係で郊外に居住することが難しい世帯はどうすればいいのでしょうか?
1つの答えとして、週末は自然豊かな郊外で暮し、スポーツを通じて効率的な全身運動と集団行動を行い、脳の健全な発育を促すライフスタイルが考えられます。過疎が進む地方との2拠点居住は、費用的にも身近になりました。積極的に受け入れている地方自治体もあるので、一度問い合わせてみては如何でしょうか。