ワーケーションその3
3つ目は地方のワーケーションスペースの運用です。
施設利用者を増やす仕組みと満足度を高める仕組みをどの様に確立するかです。民間が主体となって、利用者負担の原則が成立する、魅力的なサービスを提供する店舗運営が実現できると素晴らしいのですが、現実は行政主導で施設整備が先行し、開店休業状態になってしまう、いつか来た道に陥ってしまうパターンが散見されるのが現状です。
ポイントとしては、地域住民の利用が半数以上を占める店舗開発の視点でしょうか。例えば、地域の学生の自習室やファーストフード店の機能を一部実装し、地域住民が利用しやすい施設になれば、域外の利用者も利用しやすい施設になります。行政目線だと施設ですが、あえて店舗という言葉を使い事業設計すると、現実的な施設稼働率がイメージできるのではないでしょうか。